英語を勉強していたのはいつでしょうか。多くの人は、学生時代に勉強したのが最後と言います。そんな人たちが海外出張を命じられたとき、どうしようと慌ててしまうことも少なくないでしょう。
最低限のことをまず覚える
海外出張を命じられてから、英語を基礎から学びなおすということは現実的ではありません。そもそも、難しい文法や単語を覚えなおす必要はないのです。
まずはホテルや空港などで使用する日常的な英会話は、海外旅行向けのまとめ本があれば何とかなります。
自分で調べなければならないのは、仕事に関するサービスや商品に関する英単語とフレーズです。職種によって重要な英単語やフレーズは異なり、専門用語なども出てくる可能性が高いので、この部分はしっかり自分で調べておきましょう。
上手く話そうとしなくてもいい
なるべくビジネスをスムーズに進めようと、発音やスピードなどを重視して流ちょうに話そうとする人がいます。ところがこういった努力はしなくていいのです。
英会話が上手く出来ないのに、勉強したフレーズで流ちょうに話してしまうと、相手は英会話が出来る相手だと判断してしまいます。
その結果、普段通りのスピードで会話が進み、内容についていけないというリスクが高くなってしまうのです。
ビジネスで大切なのは、英会話力ではなく専門知識です。あまり無理をせず、ゆっくりと会話を進めていくといいでしょう。
恥ずかしがらないことが大事
海外出張の際に、英会話が苦手だとつい小さな声になってしまう人がいます。対等にビジネスを進めていくには、受け身な態度は不利となります。
流ちょうでなくてもいいので、大きな声で話すことを心がけることが大切です。
そして、わからないことは必ず確認をとるようにします。商談の中でわからないことをそのままにしてしまうことは、不利な条件で契約することになる可能性があります。
相手の話すスピードが速すぎるときには、「Excuse me. Could you speak slowly?」とお願いしてみたり、
話の内容が理解できなかったときには、「I don’t understand. Could you say it again?」と聞き直すようにするといいでしょう。
海外出張までに数か月といった時間がある時は、じっくり日常会話を勉強することもおすすめですが、時間がない場合はポイントをおさえて覚えることが重要なのです。
海外出張の時におさえておきたいポイントとは
英会話の苦手な人が海外出張に行く場合、上手く話そうとする必要はありません。
基本的な日常会話と仕事に必要な専門用語をおさえておき、わからないことは恥ずかしがらずに聞き直すよう心がけましょう。
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