英語初心者が英語を使い慣れていないと、片言の英語で堂々と話すことがどれだけ難しいか思い知らされます。日本人の感覚としては、どうしても片言だと恥ずかしいと思ってしまいがちです。
堂々と話すこと
世界に目を向けてみれば、ネイティブのような発音をする非ネイティブはごく一部だと言われています。ほとんどの人はその国特有のなまりがあったり、片言であったりしますね。
アジア圏なんかに旅行に行くと、片言の英語で堂々と話す人の多い事に驚かされます。そして光景はごく普通であるという事です。仮に自分がネイティブレベルの発音を身につけても、必ずしも非ネイティブの人とスムーズに会話できるわけではない事も知っています。
それでも英語圏に住み、生活していくのに必須なのが、「英語で会話する」事です。『郷に入っては郷に従え』正にこれに尽きます。ここでは日本語が通じないのですから。
一番身近な例で言うと、一言でも二言でも英語が必要になるのがスーパーマーケットです。海外で暮らし生活していく上で最も頻繁に通うのではないでしょうか?今はセルフレジもありますが、ここだってアナウンスされるのは英語です。
レストランだったりファストフードだってそう。公共の場に出たら英語を話すしか手立てはありません。なにしろ日常的なことなので、スムーズにやり取りができないと不便で仕がありません。
覚えている単語を並べてみる
そこで私はコミュニケーションを取るためのある実験を行いました。
ひとまずの私の目標は「片言の英語でもいいから堂々と話すこと」でした。まずは場慣れ、場数を踏む、それが唯一の方法です。
昔、英語を勉強した時の記憶を思い出すことと、実践で使いそうな単語を先に頭の中に入れることに集中して、それを使っていく。この順番を守ることを徹底しました。
ベースは中学生レベルの英語。あとはそれをうまく使いやすい体系に変えるだけです。基本の単語さえそれなりに覚えていれば、あとは実践の場で繋げていくだけで、最初はたどたどしくても上達していきます。
文法は後回しです。中学生の英語すら忘れていたので、ひたすら単語のインプット!中学英語のやり直しです。
中学・高校で6年間英語を学んでいれば、文法はともかくそこそこ単語は分かるのだから。そして、実験の機会は日常的にあふれていたため、工夫して反応を見るのには困りません。(真剣に勉強したか?と聞かれれば大いに疑問とは言えますが・・・)
初めは通じなくても当たり前だと思いつつも、堂々としていること。まずここからのスタートです。
まずは「答えること」
英会話では、相手の言うことは理解できても、なかなか自分から返事をすることができません。すっかり英語を忘れてしまっているのなら尚更のことです。
そして「答えを返して会話を進めた」ことによって、英語でのコミュニケーションに対する自信が生まれ、これまでよりもずっと生き生きと会話に取り組むことが出来るようになります。
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