海外旅行に行くためには英語が必要と、スピーキングを猛勉強する人は多いでしょう。しかし英会話においてリスニングのほうが重要だと知っている人は少ないのかもしれません。
コミュニケーションをとるにはリスニング力をあげる
海外旅行に行ったとき、現地の人とコミュニケーションをとろうとするでしょう。その時に、読む・書くということはあまり必要ないと感じるのではないでしょうか。世界共通語である英語でコミュニケーションをとろうとしたとき、重要となるのは英会話です。
それならばとスピーキングを猛勉強する人が多いのですが、実はそれ以上に大切なのはリスニング力を上げる事なのです。会話というのは、どちらか一方が話していても成り立ちません。相手の言っていることが理解できなければ、会話を続けることは難しいでしょう。
「聞き上手」という言葉があるように、上手くコミュニケーションを図ろうと思ったらリスニング力が重要となるのです。
リスニングはスピーキングを上達させる
言葉を知らない赤ちゃんは、まず周りの大人たちの会話を聞いて言葉を覚えていきます。つまりリスニングを鍛えていくことで、いつの間にかフレーズを覚えてスピーキングにつながっていくのです。学習においてインプットとアウトプットの重要性は唱えられていますが、スピーキングはいわゆるアウトプットにあたります。
そしてインプットに当たるものがリスニングとも言われているのです。英会話の学習を始めるのであれば、まずインプットに当たるリスニングから始めることが大切なのです。
リスニング力がついてくると、自然にアウトプットのスピーキング力も上がっていきます。耳から入ってきたフレーズは、意外に忘れにくいものです。効率よく英会話の勉強をするのであれば、まずはリスニングから始めましょう。
単語の理解だけでなく、スキーマも身に着ける
リスニングというと、単語の発音やフレーズの意味を集中的に勉強する人も多いでしょう。しかし海外旅行で英会話に必要なのはそれだけではありません。英語でスキーマと呼ばれていますが、話している人の背景にある知識も会話の重要要素だからです。同じ英単語を使用しても、その場面や使っている人が違えば、異なる意味を持つことは良くある話です。ショッピングの場面・レストランでの食事の場面・ホテルでの会話など、その状況に応じたリスニングスキルを身に着けると、英会話はますます上達するとも言われています。
海外旅行で楽しく英会話するならリスニングを身に着けよう
海外旅行に行って少しでも英会話ができるようになるには、リスニング力を高めた方が効率がいいと知っていますか。赤ちゃんでも初めは耳から聞いて言葉を覚えます。それぐらいリスニングは重要なのです。
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