海外でショッピングに行った時に使う英語表現は、基本を押さえておけばそれほど難しくありません。ただ、入店するとすぐに店員から英語で話しかけられることも多いのが困りもの。そんな時にどんな対応ををすればいいのか、一通りのやりとりは頭に入れておきましょう。
服を買いに行った時に覚えておくと便利な英会話
ショッピングで使う英語といっても沢山ありますが、パッと思いつくのが洋服ではないでしょうか?ここでは、ショッピングに行って洋服を探している、というシチュエーションで進めてみましょう。
日本では入店すると、形式的に「いらっしゃいませ。」と言うので返事をする必要はありませんが、海外の店では店員が近づいてきて声をかけてくるので返事が必要です。無視をするのはとても失礼なので、フレーズとして覚えて答えましょう。驚くほどフレンドリーに声をかけてくるので緊張しなくても大丈夫です。
「Hi, how are you today?」「Hello, how are you doing?」と挨拶をされたら、
ーー「I’m good. Thanks.」と言います。最初はあいさつです。いきなりMay I help you?とはあまり聞きません。
すると次は、
「May/Can I help you?」(何かお探しですか?)と声をかけられるので、下の二通りの答えを返しましょう。
ーー見ているだけの場合「I’m just looking. Thank you.」(見ているだけです)
ーー何かを探している場合「Yes, please. I’m looking for 〇〇.」(〇〇を探しています)
見ているだけですと答えて、
「Let me know if you need anything.」(何かあればお知らせくださいね)と言われたら
ーー「Thank you.」でOKです。
もし、ショッピングに行って、見ているだけの場合は「I’m just looking. Thank you.」。自分の欲しいものがどこに置いてあるのかがわからない場合にはこの、「I’m looking for 〇〇」という表現を使って聞いてみましょう。シンプルな受け答えだけで大丈夫なので、とっさに答えられるようにしておきたいですね。
何かを探している場合には「Do you have 〇〇?」
「I’m looking for〇〇」と合わせてよく使う表現というのが、「Do you have〇〇?」です。「○○はありますか?」という意味になります。Do you haveのようにyouを使うと、「You=あなたの」の意味に取れるので、店員さんに対して「あなた(定員さん)は〇〇を持っていますか?」と聞いているようでおかしいと思うかもしれません。しかしこの場合、このyouはお店全体を指します。「このお店に〇〇はありますか?」という意味になります。
探し物をしている場合には、「Do you have〇〇?」と聞いてみても良いでしょう。例えば、
「Are you looking for anything in particular?」(何かお探しですか?)
ーー「Yes. Do you have 〇〇?」(〇〇はありますか?)
「Do you have〇〇?」もしくは「I’m looking for 〇〇」と店員さんに聞けば、そのアイテムがお店にあるかないかを教えてくれるはずです。また、そこまで連れて行ってくれることでしょう。ほとんどの店員さんはフレンドリーですので、気軽に聞いてみましょう。
店員さんに対しては「Excuse me」や 「Thank you」「please」を使うのが基本です。何か親切にされたり、何かを訪ねたい場合は、こちらを意識すると、スムーズに会話ができるようになります。
色々なシチュエーション
実際に、欲しい商品が見つかったけれど、「在庫があるか、聞き方が分からないから買えない。」「気に入ったけどサイズがあるかな。」といったことが起きてきます。アメリカに行くと、日本よりも服のサイズが大きめに作られていることが多いですから試着も必要になってくるでしょう。後から後悔することのないよう、こちらの表現を覚えておきましょう。
- 値段のタグが無かった時 「How much is this?」(これはおいくらですか?)
- 色違いが欲しい時 「Do you have this in 〇〇?」(これの〇〇はありますか?)〇〇に色を入れて使います。
- 他の色があるか知りたい時 「Does this come in another color?」(ほかの色はありますか?)
- 他のサイズを聞きたい時 「Do you have this in 〇〇?」(これの〇〇サイズはありますか?)〇〇にLやMを入れます。
- ディスプレイの商品が見たい時 「I’d like the one in the window.」(ウインドウに飾ってあるものがほしいのですが。)
- 試着してみたい時 「Can I try it on?」(試着してみてもいいですか?)
- 試着してみたけど、買おうか迷っている時 「I’ll think about it.」(ちょっと考えてみます。)
最も身近なショッピングで英語に慣れる
ここまで紹介した表現を覚えておくことで、実際にショッピングに行った時にスムーズに買い物ができつようになります。ショッピングは短い会話でも成り立ってしうので、実際に使ってみることで英語が通じる喜びが感じられることでしょう。
きちんと練習して、お店で実際に使えば使うほど緊張もしなくなっていくはずです。服を買うときは英語に慣れるチャンスです。恥ずかしがらず積極的に使ってみてくださいね。
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